こんにちは玉木農園です
先日、ミニトマトを栽培しているハウスのビニール張り替えを行いました。
このハウスのフィルムは前回の張り替えから約5年が経過していました。農業用ハウスのフィルムは年数が経つにつれて劣化が進み、透明度の低下や強度の低下が起こります。

そんな中、以前発生した強風の影響でハウスのビニールが破れてしまいました。破れた箇所はその都度補修を行いながら使用していましたが、傷みも目立つようになり、今回思い切って全面張り替えを実施しました。
今回の張り替えには、出雲市の補助事業を活用させていただきました。農業を取り巻く環境は年々厳しさを増しており、資材価格の高騰は経営に大きな影響を与えています。そのような中で、このような支援制度は非常にありがたい存在です。
最近は原料となるナフサの供給不足や価格上昇の影響もあり、農業用資材の調達が難しくなっています。実際にビニールを注文しても「品物がない」「納期が未定」といった話を耳にすることも少なくありません。
今回のフィルムについては、早めに注文を入れていたおかげで必要な数量を確保することができました。もし発注が遅れていたら、張り替え時期が大幅に遅れていたかもしれません。
ハウス栽培において、ビニールの透明度はとても重要です。
植物の成長に欠かせないのは光です。農業の世界では「日射量が1%増えると収穫量も1%増える」と言われることがあります。もちろん作物や栽培条件によって違いはありますが、それだけ太陽の光が作物の生育に大きな影響を与えるということです。
長年使用したフィルムは、ホコリや汚れ、経年劣化によって光の透過率が低下します。新しいフィルムに張り替えることで、ハウス内に入る光の量が増え、ミニトマトの光合成もより活発になります。
張り替え作業は決して簡単ではありません。今までは近隣農家と共同で行なっていましたが、今回の張り替えは業者さんに依頼しました。
天候を見ながら作業日を決め、複数人で息を合わせながら慎重にフィルムを広げていきます。風が少しでも吹くと作業の難易度は一気に上がるため、当日は天気予報とにらめっこでした。
無事に張り替えが終わり、ハウスの中は以前よりも明るくなりました。朝日が差し込む様子を見ると、「これでまた良いミニトマトが作れるぞ」という気持ちになります。
これから本格的な収穫シーズンを迎えます。新しいフィルムの下でしっかりと太陽の光を取り込みながら、おいしいミニトマトづくりに励んでいきたいと思います。
今後も玉木農園の栽培の様子や農業の現場について発信していきますので、よろしくお願いいたします。🍅🌱
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