きゅうりの接木

こんにちは玉木農園です。

先日、きゅうりの接木を行いました。

きゅうりの接木は台木にかんぴょうを使います。

かんぴょうの芯芽のところをとって、きゅうりの穂木を差し込みます。

きゅうりの接木苗にかんぴょう(ユウガオ)を使う理由はいくつかあります。

1. 病害抵抗性の向上

きゅうりはウリ科の植物特有の病気(ツル割病や青枯病、ネコブセンチュウなど)に弱いですが、ユウガオの根はこれらの病害に対して強い耐性を持っています。接木することで、きゅうりの苗が病気にかかりにくくなります。

2. 根の生育が旺盛で養分吸収が良い

ユウガオの根は生長が早く、土中の養分や水分を効率よく吸収する力があります。そのため、きゅうりの生育が促進され、収量や品質が向上します。

3. 高温や乾燥への耐性が強い

ユウガオの根は高温や乾燥にも強いため、夏場の栽培でもしっかり育ちやすくなります。特にハウス栽培では、この特性が重要になります。

4. 連作障害の軽減

きゅうりは連作すると土壌中の病原菌やセンチュウの影響を受けやすいですが、ユウガオを台木にすることで、これらの影響を軽減できます。

このような理由から、きゅうりの接木苗にはユウガオ(かんぴょう)がよく使われます。

ついだ穂木と台木をポットに直接さし込み、ビニール等で養生し発根させます。

発根までには数日かかります。この時間がうまくいってるかヤキモキします。

最後は遮光ビニールをかけて完了です。

うまく成功するのを祈るのみです。

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